あの日の事(仮)
金曜日・土曜日と連休をもらい、休日の過ごし方を考えつつ、
「俺ダメ」の掲示板に目をやると由月さんが
「メイド喫茶行きたいモロ〜、メイド喫茶行きたいモロ〜」
と書き込んでいらっしゃいました。
(由月さんが語尾に「モロ」をつけていたかどうかは忘れました。)
じゃあ、土曜日は由月さんを誘ってメイド喫茶に行こう。という結論になり、
あろうさん・由月さんの土曜日のスケジュールを確認。
なんとか大丈夫そう。そして、運命のイタズラ。
頑張ればデビルさんのスケジュールも合わせられそう。
これはもう、会うしかないでしょう。
ちょっとしたミニOFF会に胸躍らせつつ、
前日にしっかりプリム厨房で働く「ぼうやん」さんのページで
「明日行きますよ〜」
とチャットで入店表明して寝る。
4/19運命の日。
東京ミュウミュウが終わってしまったので、ミルモでポンだけを見た。
10時にバイト帰りのあろうさんを迎えに行き、1時頃まで私の部屋で待機です。
多分気になると思いますが、
年頃の若い男女が
2人きりで部屋の中で何をしてたかというと
無論
「ポスタル2」と「三國無双」です。
そして、1時頃なんか職場のミーティングらしきモノをしている由月さんを拾いに手稲に出発。
「途中抜け出せるかも・・・」
という言葉を信じて・・・。
3時半、由月さんと合流。抜け出せなかったご様子。
あとは、札幌でデビルさんと合流するのみ。
由月さんの携帯を借りて、デビルさんに連絡
「もしもし。」
「あ、か・唐獅子ですけど〜。」
HNで自己紹介するのは結構恥ずかしい。
聞けば、5時半位の電車に乗らなくてはならないので、リミットは5時ちょっと過ぎ位との事。
現在時刻3時40分。
「ヤーヤーヤーヤーヤー♪」(クレイジータクシー)
頭の中でこのテーマが。
できる事なら、車の止めてある西友屋上駐車場からクレイジーホップで飛び降りたいところですが、
極力安全運転で国道を走る事にしました。
道中、由月さんとポスタルの良さをアツく語り合い、
アツくなりすぎた2人に嫌気がさしてあろうさんが
「車降りていい?」
とか言ってきたりしつつ、札幌へ。
そして、地下鉄に乗り、豊水すすきので下車。
時間が迫っていたので、ちょっと息を切らして早歩き。
あろう:「早歩きだと私が不利に・・・・・」
由月:「ああ、あろうは背が小さいから足の長さがねぇ・・・・・」
あろう:「何おぅ、一番年上(半年位誕生日が早く来る)のクセにぃ。」
唐獅子:「(・・この言い争いには巻き込まれたくないモロね。・・・)」
と、女同士の戦いをビクビクしながら見守りつつも、豊水ススキノ駅出口1を目指す。
そして、5時ちょっと前位にプリム前でサングラスなナイスガイ、デビルさんと合流。
デビルさんは多分、統一性ゼロの3人組が息を切らして向かってくる姿は不気味に感じたと思います。
感極まって握手した後、プリムへ入店。
ここでもまた、ぼうやんさんに対して
「唐獅子です。」
とHNでの自己紹介。
恥ずかしい〜。
店内中央のテーブルに案内され、4人とも緊張のあまり、
お見合いでもする様な姿勢の良さで着席。そして、ギクシャクしながら談笑。
由月:「三國無双では誰を使うんですか?」
デビル:「え〜と、あれ、あの人です、あの・・爪の・・・チョウコウ」
唐獅子:「ああ、チョウコウモロね。」
あろう:「バルログみたいな爪の。」
由月:「バルログって?」
唐獅子:「えっ?バルログしらないモロか?」
と、なんか婦女子2人混じってると思えない会話を店内にいっぱいに響く位の声でしました。
ちなみにバルログというのはストライダー飛竜の2面に出てくる空中要塞の事です。
・・・違うのか?
さて、楽しい時間はあっという間に去り、
本日の主役・デビルさんがバイトの都合で抜けて、
数分後我々もぼうやんさんに深々とお辞儀をして退店。
とりあえず由月に感想を聞いてみたら
「ヨカッタ」
との事で今日は大成功だったと一安心。
唐獅子:「もう一つのテーブルの席に座ってた4人がなかなかアレな男達だったモロね」
由月:「カウンター席にもアレな人いたね。」
由月さんは見てない様でしっかり見てました。しかも、カウンター席は由月さんから見て死角のはず。
やるな由月。
その後、あろうさん・私の買い物を済ませて、プロと由月さんを会わせるためプロのバイト先へ。
小樽、プロのバイト先でプロと対面し、大ハッスルな一同。
ハッスルしすぎて、顔つきがうり二つなデブの親子にもの凄いメンチをきられた私。
こうして、この日は楽しく且つ狂おしく終わっていくのでした。
終わり。
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