プロ流パソコン自作のいろはにほへとちりぬr(以下略)

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Part1

 ふむ、やはりパソコン自作が大好きなワシとしては、パソコン自作記事は書かざるを得ない、と言ったところか。たとえ見る人がいなくてもなっ!(泣)

 というわけで、パソコン自作のイロハなんですけど、一言に「パソコンの自作」と言っても色々あるわけです。パーツを買うところ、パーツを取り付けるところ、OSのインストール、トラブル解決まで、実に様々な要素が詰まっています。だからこそパソコンの自作は魅力的なんですが、ここで一つ言っておきたいことが。

このテキストは「最終的にはメーカー製でもいいよ。パソコンは動いてナンボのものだから、メーカー製だっていいじゃない」なんて

絶対言いません。

 このテキストでは何が何でも容赦なくパソコンの自作を薦めるものであって、よく言われるデメリット、『保証がない』を完全に無視し、『価格でもメーカー製の方が安いじゃん』というツッコミをひたすらに受け流す管理人、O山プロが魂の鼓動が激走するままに作っています。

 いいか! 自作は魂だ! 気合いだ! 根性なんだよ! という人以外は見ない方がいいと思います。いや、それ以外の人も見て下さい。そして自作をしようかなと少しでも思ったら作って下さい。

結局はそれかよ。

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Part2

 さて、熱くなりすぎたテンションを下げるために、俺が提唱する「自作の4箇条」を掲載しましょう。

イ.魂で自作しろ

ロ.金がないなら自作しろ

ハ.金があっても自作しろ

ニ.迷ったら自作しろ

 どうです! 俺の自作に対する意気込みというか情熱というかこみ上げるむさい熱が伝わったでしょうか? まぁ結局は自作するわけですから、このくらいオーバーな表現の方がいいと思います。

 このパートでは自作の魅力のみをメーカー製パソコンと比較してジャンジャン書き連ねていきますよ。

〜世界で一台のオリジナルパソコンが作れる〜

これですよ! これ! 個性尊重のこの時代、メーカーから与えられる誰でも持っているような均一化されたパソコンなんざ全然魅力的ではないのである! 自分の自分による自分のためのパソコンです! 自作パソコンほど個性をアピールできるパソコンはありません! 無骨な白色四角昔風パソコンから、最新鋭の赤色シャア専用ズゴックパソコンまで、個性的なパソコンが欲しいアナタ! ぜひ自作しましょう!

〜古くなったパーツが交換できる〜

例えば、今使っているグラフィックカードじゃ最新の3Dゲームが遊べない、となるとメーカー製パソコンは大変です。増設用のポートがないとかなりヘコミます。そういう場合は最悪本体ごと買い換えです。でも自作パソコンはそれすら関係ありません。グラフィックカードだけを交換すればいいのです。これなら低予算で最大限のスペックアップ! 魅力的です。

〜トラブルに強くなる〜

本当はこれはあっちゃいけないんだけど、もし何かあったとき、メーカー製のパソコンならサポート電話に連絡すれば、確かに解決策を講じてくれるでしょう。でも、肝心のサポート電話はつながらない、つながっても対応がおざなり、しかも言っている意味がわからない。そんなことでイライラを募らせ、パソコンに八つ当たりした事がある人も多いはず。ですがパソコンを自作すると、自分でトラブルを解決しなければなりません。他人に聞くこともできますが、最終的には自分が頼りです。トラブルを解決することとパソコンを自作したことによりパソコンの知識(ソフトもハードも)が身に付きます。トラブル解決に強くなると他人に頼られてちょっといい気分です。

〜余計な機能を省ける〜

例えば、テレビ録画機能がついているようなメーカー製パソコン。「俺はテレビ録画機能なんかいらないから値段を下げれ!」と思っている方も多いでしょう。自作パソコンはその要望に応えます。必要ない機能は自分の判断でカットできたり、追加できたりします。ソフトも使い方のわからないソフトが多数バンドルされていて、使う気が失せた人も自作パソコンなら大丈夫! 自分が必要なソフトだけを入れればいいんです。お得感が高いですよ。

〜愛着がわく〜

自分が作ったパソコンです。誰かが作ったパソコンとは違い、愛着がわくはずです。それによりパソコンを大切にし、寿命を延ばすことができます。

 

 今書いてて思ったけど、やはり自作パソコンはいい! こんなに魅力的! やはりぜひ自作でパソコンライフを楽しみたい! 「ケースがおしゃれじゃない」? おしゃれなのもありますよ。高いけど。

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Part3

 このパートでは基本的に自作パソコンに必要なものをリストアップしていきます。これを抑えておけば最低限パソコンとして機能することはできます。表記の価格は新品購入時の価格です。おおざっぱなね。

・CPU(必須)

演算ユニット。こいつの性能如何でパソコンが決まる。IntelのPentium4、廉価版のCeleron、AMDのAthlonXP、廉価版のDuronなどがある。CPUは高速な方がイカすので、速いのを買おう。初心者はCeleronをチョイス。価格は7000円から5万円まで様々。

・マザーボード(必須)

メインボードと呼ばれる各種デバイスを差し込む基盤。それと同時に、各デバイス間のデータのやり取りを司る。CPUを選ぶと自動的に選ぶべきボードも決まる。メモリの形状、サウンドチップのあるなし、グラフィック機能のあるなしで色々値段は変わる。重視すべきはメーカー、拡張スロットの数、フォームファクタ(早い話がマザーの大きさ)。そして基盤の! 青とか赤とか緑とか茶色とか! 「パソコンは外見だけじゃなく中身もこだわる!」というおしゃれさんは色にもこだわれ! 詳しくはお店の人に聞こう! 価格は8000円から2万円前後まで。

・メモリ(必須)

CPUが演算をするときにデータを展開する場所。一般的に数字の大きい方がいい。これもCPUとマザーが決まると勝手に決まるが、現在主流なのは、DDRRAM、RDRAM、SDRAMの3種類。速さはRDRAM>DDRRAM>SDRAM。値段もこの不等式が成り立つ。オススメはDDRRAM。メモリはあって困ることはないので、ドシドシ買っていこう。価格は容量により変わる上、変動が激しいので表記しません。

・HDD(必須)

OSや、日本語変換ソフトなど、データやファイルを格納するパーツ。これがないとOSすら動かない。現在は大容量化、低価格化が進んでおり、基本的には何十GBあってもいい。予算の許す限り大容量のドライブを買おう80GBあたりがオススメ。価格は1万円から2万円前後。

・ケース+電源(必須)

無理矢理段ボール箱とかで作ることもできるが、PCパーツというのはあれでいて結構熱を持つ。その熱で段ボール箱に引火! なんてこともあるから、ちゃんとしたケースを選ぼう。このパーツがパソコンの持ち主の好みを如実に反映するから、気に入ったケースがあれば予算を気にせず買うべき。現在の主流はアルミケース。たいていの場合ケースを買えば電源がついてくる。マザーボードを取り付けたり、各種ドライブを格納するのに必要。価格は5000円から5万円前後までと様々。デザインと機能性重視で。

・光学ドライブ(必須…かも)

OSをインストールしたり、ソフトをインストールしたりするのに必要。ネットワークからのインストールというのもあるが、普通はディスクを用いてのインストールとなる。CD-ROMドライブ、DVD-ROMドライブ、CD-R/RWドライブなど。用途によって選ぼう。価格はまちまち。高くても4万円くらいかな。

・グラフィック機能(必須)

最近はマザーボードに実装されているものが多くなってきている。別途購入して取り付けるのもありだが、初心者はマザーボードオンボードのものをチョイスするといい。

・ディスプレイ(必須)

パソコンで処理したデータを人間の目にわかるように映すパーツ。モニタとも言う。最近の流行りはなんと言っても液晶モニタだが、ゲームをする人にはブラウン管式のCRTモニタ(テレビみたいな奴ですな)がオススメ。17インチ前後が主流。価格は1万5千円から10万円までとこれまた様々。

・キーボード+マウス(必須)

パソコンにデータを入力するインターフェース。以外と軽視されがちだが、いつも触るものなので手になじむタイプの購入をお勧めする。今の主流はワイヤレスタイプ。ケーブルが減ってスマート。価格は1000円から1万円くらいまで。

・ネットワークカード

モデムとか、LANカードとかのネットワークに接続するために必要なカード。今ではほぼ必需品となりつつある。LAN機能はマザーボードに実装されているタイプもある。価格は1000円前後から3000円くらいまで。

・フロッピーディスクドライブ

今ではあまり必要とされていない。CD-ROMからWindowsがインストールできるためである。しかし、いざというときの緊急起動ディスクがフロッピーであったりするため、まだまだ現役で使えるかも知れない。価格は2000円くらい。

・サウンドカード

最近はオンボードのものが増えてきているが、より高音質、高機能なものが欲しいなら別途で購入すべき。「パソコンからの音は鳴ればいい」程度なら購入の必要なし。価格は2000円から3万円くらいまで。

・スピーカー

サウンドカードと同じく、「鳴ればいい」程度なら780円とかで充分。パソコンで5.1chサラウンドを楽しみたいとかとなるとそれなりのサウンドカードとスピーカーが必要に。ゴージャスな感じを出したいのならスピーカーは必須。

 

 これで、パソコンに必要なパーツはすべてそろいました! おめでとうございます! あとは組み立てるだけですね! 次のパートでは組み立て方を紹介していきましょう。なぁに、楽勝っすよ、楽勝。 

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