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このテキストはワタクシ、O山プロが実際に体験した話を元に、勝手に想像力を膨らませ、
また エンターテインメント性を最重要視して作られた

全くのフィクションです。
実在の団体・人物・事件などとは一切関係ありません!

決して誹謗中傷目的や皆様の混乱をいたずらに招くために書いているわけではございません!
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この世には、理論や科学で解明できない数多くの謎がある。
そんな数多くの謎や超常現象を、独特の思いこみで調査を始め、
理論の飛躍により結論をでっち上げる連中がいた――。

人は彼らをこう呼ぶ―

 

 

「SMR(Shagatyu Mystery Reportage):しゃが中ミステリー調査団」と!!

 

 

 

 

 

 

 

SMR 調査File No.CECHA00

【PlayStation3の謎を追え!!】
前   編

 

11月2日、北海道某所―

 

「すごいですね、やっぱり次世代機はキレイだなー!!」

「正直(まだ出てないが)据え置き型DSというくらいのWiiの一人勝ちかと思ったけど、この映像は見たらクセになるね! 買っちゃおうかなー!!」

「PS3で『ライジング・斬』やりたいですよね!!」

 

 

「っていうかポリゴン欠けのひどかったセガサターンのゲームがこれでできるようになったらいいのにな!!
 っつーか、『デビル・メイ・クライ4』っていうゲームがあるからそれで我慢しろ!!」

「この画質で『ダイナマイト刑事』やりたいっすね!」

『デスクリムゾン』が再販されたりとかな!」

 

 

 

「『刑事』はPS2で出てるでしょう、我慢しましょうよぉ。」

「でも『ディープスキャン』が入ってないんだよな。『ペリスコープ』じゃちょっとな…。」

「エコールも、『メルティブラッド』なんか出してないで、あのゲームを再び出せば売れると思うんですがねぇ。」

 

「おいおい、レゲー(レトロゲームの略)の話でもしているのか?」

「あ、O山プロさん、こんにちは!」

「今、PS3のデモ映像を入手したんだよね、すごいぞ、リッジ!!」

「ええ! 驚くほどキレイで!」

「だが、『キレイなだけ』というのも考え物だぞ。キレイは慣れるのも早いからな。
 俺たちがあれだけセガサターンを愛していたのはあの画質があったればこそなんじゃないのか?
 キレイなだけはいつか飽きるぞ。」

「でもキレイじゃないのよりはキレイな方がいいじゃないですか。」

「まぁ、それももっともだ。」

「でよぉ、俺たちもPS3を買おうと思うんだがどうだ?」

「悪くはないな。だが、発売されてから1ヶ月くらいは待った方がいいぞ。ソニーの初期ロットは何かと良くない噂が絶えないからな。
 確かにこの画質は確かに次世代を感じさせるな。俺も商品がたくさん用意されるであろうクリスマス商戦に合わせて資金を確保しておくかな。」

「X-BOX360も結構いいぜ!」

「それはまた後日だ。」

 

 

そして、時は流れ2007年1月某日―
市内某ゲームショップ―

 

 

 

「まぁニュースとか新聞を見てわかっていたことだが…。」

「そうですね…値段とかもあるんでしょうが。」

 

 

 

「売残っるな(ますねぇ)!!」

「正直、ここまでひどいとは思わなかったぞ。」

「驚きですね。この売れ残りっぷりは。WiiとかDS Liteなんてものすごい勢いで捌けてるじゃないですか!
 しかもダークホースだと思われていたX-BOX360まで売れてますよ!」

『ブルードラゴン』『Lost Planet〜Extreme Conditionが好調のようだな。」

「う〜ん…PS3が浮いて見えるぞ。」

「見ていく人は多いんですけどね。買おうと言うにはやっぱり値段ですかね。」

「まぁ俺たちは買うがな!!」

 

「それがですね…O山プロさん…」

「なんだ?」

「俺たち…」

「その…」

「なんだ?」

「あまりに値段が高すぎて資金の余裕ができませんでした!!」

「そうだろうと思ったよ。俺は(株式投資で)資金を用意してきた。俺が買うからみんなでやろう!!」

「すごいですね! さすがです!!」

「よし、では60GBの本体と『リッジレーサー7』を買おうじゃないか!!」

 

 

ありがとうございましたー!!

 

 

「うぐ…こ、これは……重いな…。」

「総重量約5キロですからね。大の男でも持つのには相当苦労しますよ。」

「よし、まぁ車まで行けば後は楽だ。帰ろう。PS3狩りに遭う前に。

 

ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!
ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!
ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!ブーッ!
(防犯ブザーの音)

 

「な、なんだ?!」

「え?! 何ですか?」

店員:「すみませんお客様、当店で何かお買い物を?」

「えぇ。このPS3と『リッジレーサー7』を。」

店員:「誠に恐れ入りますが、袋の中身を拝見させていただいてもよろしいでしょうか?」

「え? えぇ。どうぞ。」

 

レジカウンターに袋を持って引っ込む店員。それをいぶかしげに見守るSMRの面々。
そこでは店員がPS3の本体を持って玄関の防犯ゲートを往復。
しきりにブザーの音が鳴ったり鳴ったりしていた。

店員:「申し訳ございません。お客様、こちらの本体から何らかの微弱な電磁波が出ているらしく、
    私どもの防犯ゲートのセンサーに引っかかってしまった模様でございます。
    つきましてはお出口にてお見送りする際に、直接商品をお渡ししたく存じますがよろしいでしょうか?」

「なんだよそれ! 俺たちが悪いヤツみたいに見えるじゃないか!!」

「まぁそう怒るな。このお店で直接従業員に見送ってもらえるなんていい話じゃないか。
 そもそも俺たちは何も悪いことをしていないわけだし、後ろ向きにとらえる事なんて無い。」

「だ、だけどよ!」

「早く帰って『リッジ』をやろうじゃないか。」

「わかったよ…。」

店員:「誠に申し訳ございません。お出口までお見送りいたします。」

 

玄関までの道中―

 

「そういえばこんなことって毎回あるのですか?」

店員:「いえ、初めてのことでございます。今まではお客様にはなんのトラブルもなくお帰りいただいてましたし。」

「じゃあ我々が初めてと言うこと?」

店員:「左様でございます。私どもも実は焦っております。もちろん、今後このようなことがないようトラブル解決と対処に臨む所存です。」

「一つ聞きたいのだが、この店に用意してあったPS3全てでこの事象が出たのか?」

店員:「はい、実を申しますと…。先日入荷した分は全てブザーが反応いたしました。
    ですから交換という対応をさせていただくこともできず、やむなくこの対応とさせていただきました。」

「あと迷惑ついでにもう一つお願いしたい。もしブザーの原因がわかったら私に教えてくれないか?」

店員:「は? なぜでございますか?」

「詳しい話は原因を教えてもらったときに話す。もしわかったらこの番号に店の電話でかけてくれ。少し気になることがあるんでな。
 もらった情報はこのお店にとって絶対に悪いようにはしない。約束する。これからもこの店を使いたいしな。」

店員:「は、はぁ…承知いたしました。ありがとうございました。」

 

 

 

 

「いったいどうしたんですか? O山プロさん、いきなりマジモードになっちゃって。」

「うむ、少し気になることがあってな…。まず帰ってから話そう。」

 

―帰宅後

 

「まずは、検証もかねてPS3を取り付けてみよう。って…このテレビはなんだ? 液晶テレビか?」

「これが今回PS3を買う資金がなかった理由なんです! せっかくだから最高の画質でプレイしたいじゃないですか!」

「当然、HDMI端子もついてるからよ! 最高の映像が見られるぜ!!」

「お、お前達…。」

「まぁ、お前がPS3の資金を何とかしてくれると思っていたからよ。俺たちはこのHDテレビを2人で合わせて買ったって訳だ。」

「フッ…。ありがとうな。」

 

「さぁ! 早くセットアップしましょうよ!!」

「そうだな、やろうか。」

 

♪〜〜〜〜♪♪〜〜〜〜(なんかクールな音)

 

「次世代ですね!」

「あぁ、すごいな!!」

「ん? システムのバージョンが1.30になってますよ?」

「何? 本当だ…。」

「もうバージョンアップされて出荷されてるんですねぇ。」

「な!? そ、そういうことか…!!!」

「ど、どうしたんですかO山プロさん!!」

「すまん、俺は少し調べたいことができた。後はお前達で遊んでいてくれ。」

「ちょっと待ってくれよ。いったい何が起こったって言うんだ? っていうか俺たちを置き去りにするな!!」

 

「お前達、さっきあの店の店員の話を覚えているか?」

「え?」

「PS3本体を持って防犯ゲートを通ったらブザーが反応する、それが我々が初めてという所だ。」

「あぁ、そういえば言っていたな。」

「そこで俺は一つの仮説を立ててみた。

 

『防犯ゲートの過剰反応はシステムソフトウェアの更新にあるのではないか?』

 

と。」

「つまり…どういうことだ?

「つまりですね、今まで買っていったお客さんのPS3のシステムソフトウェアは最新じゃなかったって事ですよ。
 販売時で最新Ver.のPS3を買ったのはあの店では我々が一番最初だったって言うことです!!」

「それと防犯ゲートの反応になんの関係が? ってかPS3売れてねぇなぁ。」

「それはまだわからない。俺の中で仮説を裏付ける証拠がないからな。あの店の対応を待とうと思う。」

「だいたい、システムソフトウェアなんて電源が入っていなければなんの意味もないだろう。ゲートとは関係ないんじゃないか? たまたまだよ、たまたま。」

「だが、そうやって可能性の芽を潰してしまうのも良くはないと思う。まずは何はともあれ、原因を聞こうじゃないか。」

「じゃあ一応俺はネットで同じような事例がないか調べてみます!!」

「よし、SMR、出動だ!!」

 

 

 

―1週間後―
O山プロ宅 会議室

 

 

「よし、みんな集まってるな。ではそれぞれの調査結果を発表してもらう。」

「おう! 俺はあの後とりあえず『リッジ』で遊んでたぜ!」

「サボってたんじゃないですかぁ?」

「ナメんな! 手元にノートを置いて気になる点をピックアップしてたんだ!」

「へぇぇぇ〜〜〜。珍しいですねぇ。ちゃんと調査してたなんて。」

「まぁまぁ茶化すな。まずは結果を聞こう。」

「まぁ結論から言うとだな……。

 

【うまくなった】

な。俺。今ならO山プロにだって負けないぜ!!」

「それは…。」

「ただ単にやり込んだからうまくなっただけなんじゃ?」

「いや! 違うんだよ聞いてくれよ! そういう『上達した』という意味じゃなく、本当に『上手くなった』んだって!!」

「上手くなった?」

「あぁ! 突然クリアできなかったコースがものすごい記録を更新してクリアできるようになったり、車の挙動が手に取るようにわかったりしたんだよ!
 俺も驚いてる!」

「それはいつからだ?」

「確か…あの調査を言い渡されてから3日目くらいだな。今俺のゲームデータは全てのコースと難易度でレコードを樹立してるぜ!
 俺SMR辞めてレーサーになろうかなあ。」

「ムリですよムリムリ。気のせいですって。

 では、次は私から。私は宣言通り、ネットで同じような事例がないか調べてみました。」

「結果は?」

ナシですね。あのお店だけのようです。期待はずれでしたよ。」

「では最後は俺から。実はあのお店から連絡が来たのだ。」

「本当ですか?」

「ああ、すごく感じのいい対応をしてくれた。

 で、わかったことだが、あのお店では他の店では使ってないような特殊な防犯ゲートを設置しているとのことだ。
 たまに携帯電話の電波などに反応することもあり、店側でも対応に追われているらしい。
 で、今回はその特殊なゲートとPS3の本体が共振し合ってブザーが鳴った、というのが彼らの見解だ。」

「しかし、なぜそんな特殊な装置を?」

「オープン前の社長の指示だそうだ。なんでもメーカー側が試作した新システムを導入すれば料金を通常の半分にまでまける、と言われたために設置したそうだ。
 特に欠陥らしい欠陥は見あたらなかったが、結果としてそのメーカーが新たな試作器を開発・量産し、そのシステムはポシャったらしいな。
 だが埋め込み型設置システムのため、そのゲートのシステムは更新できないらしい。
 もちろん新システムの導入も費用と手間がかかるため、そのまま使っているようだ。

 システム自体は人体に全く影響がないくらいの超微弱のマイクロウェーブを感知してブザーが鳴る仕組みだそうだ。」

「PS3の本体でブザーが鳴ったのはそのマイクロウェーブと同じ周波数で電磁波が出ていたからだというのか?」

「まぁそういうことだろうな。PS3の本体自体にその発振装置は付けていなかったということだし。」

「今のパソコンとか携帯電話もそうだけどよ、電子機器なんて微弱な電磁波が電源が入っていなくても結構出ているらしいから、
 あまり深く考え込む必要はないんじゃないか?
 実際、なんの不都合もなく遊べているわけだし。」

「そうだといいんだが…。」

 

「あ、あれ…? なんだ?」

「どうした?」

「な、なんか手が…勝手に…。あららら?」

「な、なんだその動きは?」

「いや、多分『リッジ』のやり過ぎだよ。手が腱鞘炎になるくらいやったからなぁ。
 コントローラーを傾けて遊ぶからな、そのクセが残ってて、なんか変な感じなんだよ。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッッッ!!」

「ど、どうしたんですか、O山プロさん!」

「俺は…俺たちは…………ひょっとしたら大きな勘違いをしていたのかも知れない…!!!」

「ど、どうしたっていうんですかいきなり!!」

「今日はこれで解散だ! とりあえず病院へ連れて行け!!」

「わ、わかりました…!!!」

 

 

 

 

 

風雲急を告げる展開に驚きを隠せないSMR一味!
いったい、赤い人(セリフの色がね)はどうなってしまったのか!
病院で告げられる恐るべき事実! PS3に潜む巨大企業の巨大な思惑!
O山プロがまたしても暴く、PS3の恐るべき野望!

「俺たちの…全てが遅かったというのか…!」
「滅亡は、避けられないんですか?」
「くそぅ! あとちょっとだったってのによぉぉ!」

それぞれの失意と絶望を胸にどうなるSMR!
次回、SMR 調査File No.CECHA00 「PlayStation3の謎を追え!」後 編

 

こうご期待!!

 

■【PlayStation3の謎を追え!】後編へ

 

 

 

※何度も言いますが、

このストーリーはフィクションです。
実在する人物・団体・固有名詞とは全く関係がありません。

書いた本人が言っちゃダメですが、鬼の首を取ったようにSCEに報告のメールや抗議等を送らないようくれぐれもご注意下さい!
あくまでこれは一つの妄想物語です。もう一度書きますが、

このストーリーはフィクションです。
実在する人物・団体・固有名詞とは全く関係がありません。

上記の約束が守れない方は決して見てはいけません。
これはこれ、それはそれと割り切ってご覧いただける方にのみ、閲覧を推奨しております。

 

って、文末に書いちゃダメか。

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